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2015年度共立女子中学高等学校入試問題(過去問)解答解説

共立女子中学高等学校算数過去問研究

中学受験では理科実験に関する出題が頻出です。

実験で発生する気体の性質や実験器具も問題を解きながら覚えましょう。

今回は2015年度共立女子中学校の理科入試問題7を解説します。

発生する気体の性質にチャレンジ 

問題



スペースONEのプロ家庭教師の解法で共立女子中学校の解法ではありません。

(1) 解説解答

(1) 出てきた気体の性質として当てはまるものを次からすべて選び、記号で書きなさい。

ア. 火のついたマッチをいれるとポンという音をたてて燃える。
イ. 火のついたマッチをいれると火が消える。
ウ. 火のついた線香をいれると炎を出して燃える。
エ. 水に溶けて酸性を示す。
オ. 水にほとんど溶けない。
解説解答
過酸化水素水に触媒を加えると、過酸化水素水が分解して酸素が発生する。
酸素は無色無臭で、水に溶けにくいので水上置換法で集める。酸素は者が燃えるのを助ける性質を持っているので、火のついた線香を酸素の中に入れると、炎を出して線香は燃える。

答  ウ・オ
(2) 解説解答
(2) 0.1gの二酸化マンガンに、溶液Aを75cm3加え、十分反応させたときに発生する気体の体積は何cm3ですか。
解説
溶液Aを50cm3を加えた場合、発生した気体の量はグラフより180cm3

従って溶液A1cm3当たり発生する気体の量は180÷50 = 3.6cm3

溶液A75cm3では75×3.6 = 270cm3

答   270cm3
(3) 解説解答
(3) 0.1gの二酸化マンガンに、溶液Aの2倍の濃さの過酸化水素水を50cm3加えたとき、6分間で発生した気体の体積は何cm3ですか。
解説
過酸化水素水の濃さが2倍になると、同じ時間内に発生する過酸化水素水1cm3あたりの酸素量も2倍になる。

溶液A1cm3当たり発生する気体の量は3.6cm3なので、過酸化水素水の濃さが2倍になると発生する酸素量は3.6×2 = 7.2cm3

過酸化水素水50cm3
では7.2×50 = 360

答   360cm3
(4) 解説解答
(4) 二酸化マンガンの量を0.2gに増やし、溶液Aを50cm3加えたとき2分間で発生した気体の体積は何cm3ですか。ただし、二酸化マンガンに対して過酸化水素水は十分に多いものとします。
解説
二酸化マンガンの量を0.1gに対し溶液A50cm3が十分反応する6分間で発生する気体の量は180cm3。1分当たりで180÷6 = 30cm3

2分間では30×2 = 60cm3

二酸化マンガンは触媒の働きをして量を2倍の0.2gにすると、働きも2倍の速さで反応が早くなるので、

60×2 = 120cm3

答  120cm3
(5) 解説解答
(5) 0.2gの二酸化マンガンに、溶液Aを50cm3加えたときのグラフとして適切なものを1つ選び、記号で書きなさい。 
解説
二酸化マンガンは触媒の働きをして二酸化マンガンの量を増やしても反応の速さが早くなるだけで発生する酸素の量に変化はないので、溶液Aを50cm3加えたときに発生する酸素の量は180cm3。反応の早さが2倍になるので、6分間が3分間で180cm3の酸素が発生する。よってグラフエ。

答   エ


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