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浦和明の星女子中学入試問題(過去問)解答解説
浦和明の星女子中学・高等学校過去問研究
2010年度第1回算数入試問題
2010年度浦和明の星女子中学第1回算数入試問題は、1.計算1問を含む小問集合8問, 2.速さ, 3.文章題, 4.速さ, 5.約束の数 の例年通りの大問5題構成でした。
試験時間は50分。
第1回算数受験者平均点 56.7点 合格者最高点 100点 第2回算数受験者平均点 51.5点 合格者最高点 88点でした。
今回は 浦和明の星女子中学算数入試問題では頻出の 速さ を解説します。
4問題
スペースONEプロ家庭教師の解答で、浦和明の星女子中学校の発表ではありません。
(1)解説解答
花子さんがA地点からB地点までの坂を往復するとしたら、何分かかりますか。 |
解説 |
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AB間の距離を@、BC間の距離をAとすると、行きは@を上り、Aを下って10分間かかり、帰りは@を下り、Aを上って14分かかっている。
往復24分間で上った距離はB、下った距離もBになる。
よって@を上って@を下るのにかかる時間は 24÷3=8 |
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答 8分 |
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(2)解説解答
花子さんが坂を上るときの速さと下るときの速さの比を、もっとも簡単な整数の比で表しなさい。 |
解説 |
@を上り、Aを下って10分間かかり、@を上って@を下るのには8分なので、 10−8=2分が@を下るのにかかる時間。 |
@を下り、Aを上って14分間かかり、@を上って@を下るのには8分なので、 14−8=6分が@を上るのにかかる時間。 |
よって同じ距離を上るときと下るときの時間の比は 6:2=3:1 速さは時間の比の逆比になるので 1:3 |
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答 1:3 |
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(3)解説解答
花子さんがA地点、を出発するのと同時に、太郎君がC地点から出発しました。
そして、花子さんはC地点までを太郎君はA地点までをそれぞれ往復しました。ただし、太郎君の坂道を上る速さ、下る速さはそれぞれ花子さんと同じとします。
(3) 2人が二度目にすれ違うのは、出発してから何分何秒後になるか求めなさい。 |
解説 |
上りの速さを分速@、下りの速さを分速Bとすると、
AB間を往復するのにかかる時間は8分なので、上りにかかる時間は8×3/4=6分 下りにかかる時間は8×1/4=2分
AB間の距離を @×6=E とすると BC間の距離は E×2=K
花子はA地点から出発してC地点に着くのに10分、太郎はC地点から出発してA地点に着くのに14分なので、
2人が2回目に出会うのは2人がC・A地点からそれぞれ戻る途中。
太郎がC地点に着いたとき、花子はC地点から上りで4分進んだ地点のなで、距離は@×4=C。下図の通り |
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太郎はB地点まで上りなので、太郎がB地点に着くのにかかる時間は E÷@=6分、このとき花子も上りでE進んでいる。下図の通り |
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2人が二回目に出会うのは、さらにAの距離を太郎が毎分Bで、花子が毎分@で進んで出会った時間なので A÷(B+@)=1/2分=30秒 |
よって 2人が二回目に出会う時間は (14+6)分+30秒=20分30秒 |
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答 20分30秒後 |
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