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世田谷学園中学校高等学校2009年度算数入試問題(過去問)解答解説

世田谷学園中学校高等学校算数過去問研究


2009年度世田谷学園中学校1次算数入試問題は 1.計算(還元算)を含む小問集合6問 2.食塩の濃度 3.仕事算 4.立体図形 5.平面図形  6.規則性の 6題構成でした。

合格者平均点76.7点 合格平均得点率63.9%でした。

算数入試問題(食塩水の濃度にチャレンジ)食塩の濃度は天秤や面積図での解法もありますが、基本問題ですので、比や濃度の三公式で解説します。


2問題
容器Aには12%の食塩水400g,容器Bには8%の食塩水500gが入っています。
この2つの容器から等しい量の食塩水を取り出し、Aから取り出した食塩水をBに、Bから取り出した食塩水をAに入れると、Aの食塩水の濃さは11%になりました。
これについて、次の問に答えなさい。
(1) Aから取り出した食塩水は何gですか。
(2) 入れ替えた後のBの食塩水の濃さは何%ですか。

スペースONEのプロ家庭教師の解答で、世田谷学園中学校の発表ではありません。

(1)解説解答 

(1) Aから取り出した食塩水は何gですか。
解説
入れ替える前と入れ替えた後と食塩水の量は同じなので容器Aの食塩水の量は400g

12%−11%:11%−8%=1:3  よって 容器Aの食塩水と容器Bの食塩水の量の比は3:1

Aから取り出した食塩水の量は 容器Bと入れ替えた量  400÷(3+1)×1=100

答  100g
(2)解説解答
(2) 入れ替えた後のBの食塩水の濃さは何%ですか。
解説
12%の食塩水100gと8%の食塩水500−100=400gをあわせた濃度になる。

(0.12×100+0.08×400)÷500=0.088

答 8.8%

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